ベンチャー企業は、新しいアイデアや技術を開発し、急速に成長する企業です。そこで働くことは、多くの人々にとって興味深く、魅力的な選択肢となっています。しかしながら、ベンチャー企業で働くことには、メリットだけでなくいくつかのデメリットもあります。以下では、ベンチャー企業で働くメリット・デメリットについて詳しく説明していきます。
ベンチャー企業で働くメリット
挑戦的な仕事ができる
ベンチャー企業で働くことは、新しいアイデアや技術の開発に関わることができるため、常に挑戦的な仕事が待っています。こうした仕事は、クリエイティブでアグレッシブなアプローチが求められ、自分自身を高めることができます。また、多くの場合、自分のアイデアや意見を聞いてもらい実現することができるので、やりがいを感じることができます。
何か提案すると「じゃあやってみたら?」というような雰囲気になりやすいです!(ある意味、言い出しっぺがやる風潮があります。笑)
成長の機会が多い
ベンチャー企業で働くことは、多くの場合急速な成長を遂げる企業であるため、自分自身も成長する機会が多いといえます。特に若手社員が多く活躍している場合は、経験を積み能力を高めることができます。またチームや組織の成長に貢献することで、自分自身も企業と共に成長することが期待できます。
事業の成長と自己成長と重ね合わせることができる人にとっては向いているかもしれません!
自由な働き方ができる
ベンチャー企業は、フレキシブルな働き方が可能な場合が多く、自分自身のスケジュールや仕事の進め方を自由に調整することができます。また、オフィスの雰囲気もカジュアルな場合が多く、自分自身がリラックスして働ける環境が整っていることが多いです。
在宅ワークが定着してきた今、固定オフィスを解約しシェアオフィスに切り替えるベンチャー企業も増えてますよね。
社員の意見が反映されやすい
ベンチャー企業は、大企業に比べて意思決定のプロセスが簡単である場合が多く、社員の意見が反映されやすいことが特徴です。特に、若手社員が多く活躍している場合も多く、切磋琢磨しながら意見を出しやすい環境といえるでしょう。
極論ですが、「社長を納得させられれば勝ち」というようなカルチャーがあるかもしれません。
キャリアアップが早い
ベンチャー企業は、組織が小さく、社員が多くの業務を担当する場合が多いため、経験やスキルが急速に磨かれ、キャリアアップが早い傾向があります。また、会社が成長し続ける場合、社員にも成長の機会が与えられ、給与や役職などの報酬も改善される可能性が高くなります。
フリーランスからベンチャーに転職して半年後、なぜかリーダーポジションになっていました。恐ろしいスピード感..
企業文化が多様である
ベンチャー企業には、様々な企業文化が存在します。スタートアップ企業は、自由奔放でカジュアルな雰囲気を持つことが多く、大企業とは異なる雰囲気で働くことができます。一方、社員が多くなってきた場合は、組織の文化やビジョンを共有することが大切になります。自分に合った企業文化を選択することができ、自分自身の成長につなげることができます。
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ベンチャー企業で働くデメリット
高いリスクが伴う
ベンチャー企業は、新しいアイデアや技術を開発することが多く、市場に受け入れられなかった場合、経営不振に陥る可能性があります。このため、安定した収入や職務保障を求める人にとっては、ベンチャー企業で働くことは、高いリスクを伴うことになります。
退職勧奨もザラにあります。笑 私も実際に受けました涙
労働時間が長い場合がある
ベンチャー企業では多くの場合、急速な成長を遂げるために、社員の労働時間が長くなることがあります。これは自分自身が成長するための貴重な経験ではありますが、体力や精神力が必要とされる場合があるため、過度のストレスを感じることがあるかもしれません。
ある時、突然社長の一声で「合宿」が始まったんです。その1週間は毎日終電までチーム全員が会社に残り、「本当に良いサービスを提供するには?」について討論を交わしました.. 良い思い出です。笑
組織が不安定な場合がある
ベンチャー企業は、組織が小さく急速に変化する場合が多いため、組織が不安定である場合があります。特に、若手社員が多く活躍している場合は、組織の変化によって、自分自身の業務が変更されたりチームが変更されたりすることがあるかもしれません。このような変化に対応できない人にとっては、ベンチャー企業で働くことはストレスを感じることになります。
1年で辞めた子は「ジェットコースターのような環境」と言ってました。また、2次面接を担当した現場リーダーが入社後2週間で来なくなりました。笑
給与が低い場合がある
ベンチャー企業は、大企業に比べて、資本が少ないため給与が低い場合があります。特に、スタートアップ企業の場合は、経営状況によっては給与の支払いが遅れたり、カットされたりすることもあります。安定した収入が必要な人にとっては、ベンチャー企業で働くことは不向きかもしれません。
基本実力主義です。未経験だと給与は低くなりやすいですが、逆に実績さえ出せば給与交渉もしやすく年収アップも狙いやすいです。
福利厚生が少ない場合がある
ベンチャー企業は、大企業に比べて福利厚生が少ない場合があります。社会保険や退職金制度がない場合が多く、社員が自己負担で加入する場合もあります。また、有給休暇や育児休業制度が整備されていない場合もあります。福利厚生が充実している大企業と比較すると、ベンチャー企業で働くことは、社員の生活に影響を及ぼす可能性があることを念頭に置いておく必要があります。
提携施設もまだまだ少ない場合が多く、保養所や旅行の割引などは当たり前ですが基本的にないと考えた方が良いでしょう。Wantedly登録企業の場合は、Wantedly独自の福利厚生制度が使える場合もあります。
まとめ:ベンチャー企業はどこまでも実力主義
ベンチャー企業で働くメリット・デメリットについて説明しました。
ベンチャー企業は、新しいアイデアや技術を開発することが多い環境。特に自己成長を目指す人や、自由な働き方を好むHSPにとっては魅力的な職場に映ることも多いかもしれません。
一方で、高いリスクや不安定な状況、低い給与や福利厚生などのデメリットも存在するため、自分自身の価値観やライフスタイルに合わせて適切な判断を行うことが重要です。
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